ハンドボール

昨年の北京オリンピック最終予選で良くも悪くも(?)一躍名を馳せたハンドボール。
あるTV番組ではハンドボールの宮崎大輔選手がスポーツマンナンバーワンの座に輝いていたことからもわかるとおり、非常に身体能力を要するハードかつダイナミックなスポーツです。
日本ではまだまだマイナーですが、世界的には超メジャーです。
ここでは競技のルールや魅力をわかりやすく解説していきます。

ルール

ハンドボールはよく「サッカーとバスケットボールを足して2で割ったスポーツ」と説明されますが、実際はどうなのでしょうか?
まずコートは40×20mの長方形型で、横3m高さ2mのゴールが両端に設置されています。
ゴール(エンドライン)からは半円型の6mラインが引かれていて、この中にはコートプレイヤー(CP)は進入できずキーパー(KP)のみが入れます。
選手は1チームCP6名とKP1名の7名から構成されていて、交代は交代レーンで自由に行えます。攻撃ではCPはその役割からゴールから遠いバックプレイヤー(3人)、ゴールに近いポスト(1人)、サイドライン際のサイド(2人)に分類されます。守備では6mライン沿いに陣取る6−0DF、ピラミッド型に守る3−2−1DFといった守り方があります。
ボールは片手で握れる大きさです。
ハンドボールというくらいですから、もちろんCPは手でしかボールを扱えません。
バスケに近いところはドリブルを使ってOKであることと、保持してからは歩数制限(3歩までOK)があることです。(厳密に言うとバスケより2歩多く歩数を使えますが、ピボットは全て歩数にカウントされます。)
試合の勝敗ですが、シュートをしてボールを多くゴールに入れた方の勝ちです。単純ですね。

走る、跳ぶ、投げる!

ハンドボールのスポーツとしての特徴は「格闘球技」と形容しても差し支えないほどの身体接触の激しさにあります。
DFは正面からであれば手を使って防御することが許されるので、ボールを持ったOFとDFとの一対一はさながら格闘技のように見えるでしょう。
また、OFとキーパーとの攻防も激しいです。キーパーはOFの至近距離での高速シュートを体を張って止めていきます。
よく「痛くないのか?」と尋ねられるようですが、気合が勝っているときは全く痛くないようです。
そしてハンドボール最大の魅力は何といっても「走る、跳ぶ、投げる」といった身体動作のダイナミックさにあります。
ひとたびご覧になればボールを持った一人の選手のドリブル・フェイント・シュートなどの力強い動きに驚嘆するだけでなく、人もボールもハイスピーで動くチームプレーの優雅さに熱狂すること間違いなしです。

なかなかTVなどではお目にかかれない競技であるハンドボール。
皆さんがこの大会を機にハンドボールの魅力を知り、ハンドボールという競技に夢中になって下されば幸いです。